BMW 320d Touring M sport の アンビエントライトの光量アップ

アンビエント ambientとは「周囲の」「環境の」という意味で、例えば、環境音楽 Ambient music なんて表現をしますよね。

 F30/F31についているアンビエントライトとは、その名の通り、「環境を引き立てるライト」要するに、加飾室内ライトののことです。これを簡単工作で光量アップできる方法があったのでやってみました。


いきなりですが、これが施工後の様子です。

夜間、運転席に座って撮った室内の様子です。真ん中あたりの長い光が今回施工した「アンビエントライト」。サイドの窓と、ドアハンドルの中間にほんのり光る加飾ライトです。当然、スモールライトと連動し、純正でついているのですが、正直こんなライトがついているのすらわからないほど存在感がありませんでした。


今回の光量アップの方法ですが、要するに、純正のLEDアンビエントライトというライトの下部に曇ったアクリルの棒を足して、発光部分を大きくする、というものです。ライトや配線は純正品をそのまま使いますので、面倒なことは何もありません。

では、今回の購入品を紹介します。


まずは「発光体」となる近所のホームセンターで買ってきた「3mm角アクリル棒」。1mのものが1本110円でした。左右それぞれ使いますので2本必要です。


そしてアクリルをこするサンドペーパー。アクリル棒そのままでは、透明で光を拡散させませんので、これをこすって曇らせるために使います。曇ればなんでもいいのですが、ダイソーのセットものを買いました。



そしてそのアクリル棒を固定する両面テープ。固定できればどんなものでもいいのですがアクリルフォーム付きの強力なものを選びました。


では実際にやっていきましょう。まずは粗めの240番あたりでごしごしこすります。



ゴシゴシ、ゴシゴシ・・・。徐々に細かくしていき、最後は1000番あたりで仕上げます。


左側がこすって曇らせたもの、右側が新品。

ま、こんなもんでしょ、と判断。



現物合わせで適当に切断します。1mありますが、運転席用に切断して、残りをリアドア用にしたら、ほぼぴったりでした。


ここで、アクリルの粉を落とすため水で洗浄します。丁寧に水をふき取ったあと、念のためパーツクリーナーで脱脂もしました。

そして両面テープを貼ります。余計な部分は捨ててしまうだけなので、2本同時に貼ることにしました。


両面テープの不要な部分をハサミで切ります。かなり適当な作業ですが、どうせ見えない部分ですので・・。


では、施工前後の変化を見ていきましょう!まずは、施工前。運転席に座って、斜め右側の方面を見たところです。真ん中あたりの光がドアハンドルとパワーウインドのスイッチ類です。


これが施工後。ドアハンドル上部の斜めのラインがアンビエントライト。確かにこれがあるだけでゴージャスに感じます!


リアドアの変化の様子です。まず施工前の様子。光っているのはドアハンドルとパワーウインドウスイッチ。


アンビエントライト施工後。明らかに光り具合が違います!



ちなみにこのライトの様子を設定で変えることができます。

ますは「設定」から「ライト」 を選択。



アンビエントライトと光量の項目が出てきました。せっかくなので光量を最大にし、アンビエントライトを選択すると・・・

なんと色を選択できるようです。「クラッシクモード」と「スポーツモード」が選べました。アンバーな光は、クラッシクモードのようです。



ちなみにスポーツモードにすると・・・おお、アンビエントライトが白色になりました!まぁ、当然ながら他の部分がアンバーベースの色なので、ここだけ浮いている感じもしますが・・・。

というわけで、作業時間ももろもろ込みで1時間かからず。

ご予算ワンコインで遊べる簡単工作でした。

BMW 320d Touring M sport の

アンビエントライトの光量アップ

F30/F31には夜間、室内の雰囲気を良くする「アンビエントライト」がついているのですが、純正のままでは、その存在すらよくわからないほど控えめな光しか出しません。せっかくあるライトならば、もっと光らせよう、とのことで、このアンビエントライトを簡単な工作で光量アップできる方法があるとのことでやってみました。

かかった費用はなんと440円。時間も1時間かかりません。この値段で、この効果!、F30/F31乗りの方、おすすめです。